ランニングコスト削減
当社の従来CDドライヤーに大川原製作所のヒートポンプシステムを組み込みました。
従来、大気に放出していた乾燥工程で発生した水蒸気をヒートポンプシステムにより圧縮し、加熱源として再利用することで、エネルギー消費量を数分の1まで減らすことができます。
フロー図
①補助蒸気を供給し、ディスクを内側より加熱させます。凝縮水は原液予熱用熱交換器を通り、真空ポンプによって排出されます。
②原液は原液予熱用熱交換器で加熱され、乾燥機内の循環タンクに供給されます。
③循環ポンプによって各ディスク面に供給された原液は、濃縮、乾燥されて、スクレーパーにより連続的にかき取られます。
④蒸発した水蒸気は圧縮機により圧縮され、加熱源としてディスクに供給されます。補助蒸気の使用量が減少し、エネルギー消費量が大幅に少なくなります。