生産ラインに欠かせない! 粉体製造ができるCDドライヤー

乾燥装置の導入を検討されている企業様の中には、水に含まれた原料を取り出すのにさまざまな用途で粉体化したいというニーズをお持ちのケースがあります。そんな場合は、中空ディスクを使った西村鐵工所の乾燥装置「CDドライヤー」がおすすめです。CDドライヤーなら粉体製造装置と乾燥・濃縮装置という2種類の用途に対応できるので、省スペース化や導入コスト削減が可能。有機物・無機物を問わず、あらゆる原料を粉体化できます。
粉体について
大きさや形状の異なる固体粒子の集合体を「粉体」と言い、比較的粗い固体粒子の集合体である粒体と区別されます。粉体と粒体の明確な定義・区別はありませんが、1mmよりも小さなものを粉体、大きなものを粒体と呼ぶのが一般的です。個々の粒は固体ですが、粒が小さいので集合体としては液体のように見えることがあります。粉体の粒の大きさや形状、集合形態は、生成される過程によって決まってきます。
一般的な粉体製造の工程について
粉体の製造方法は大きく分けて「固体の粉砕による生成」「溶液の析出による生成」「アトマイズによる生成」の3種類があり、その3種類からさらに10の方法に細分化されます。
固体の粉砕による生成
最も一般的な粉体製造法です。圧縮、衝撃、摩擦などを加えることで固体を細かくし、粉体を生成します。
| 乳鉢 | スタンプミル | ボールミル | ジェットミル |
|---|---|---|---|
| 鉢と棒の摩擦によって細かくする方法です。少量を粉砕するのに適しています。 | ハンマーで叩くことによって固体に衝撃を与え、細分化する方法です。 | 容器の中にボールと原料を入れて回転させ、ボールの衝撃で原料を細かくする方法です。 | 高圧ガスによって原料を噴射し、原料の粒子同士がぶつかることで細かくする方法です。 |
溶液の析出による生成
液体に溶け込んだ成分を沈殿させ、粉体を得る方法です。粒子の大きさや形状など、均一な粉体の生成に向いています。
| 乾燥法 | イオン反応法 | 加水分解法 |
|---|---|---|
| 粉体を含んだ水溶液を急激に乾燥させて取り出す方法です。「CDドライヤー」はこれにあたります。 | 目的成分を含んだ溶液を混合して反応させ、生成した難溶性沈殿物を処理して粉体を得る方法です。用いる溶液の濃度が高いほど、細かい粉体が得られます。 | 金属アルコキシドと水を作用させて粉体を取り出す方法です。アルコールの共役塩基をもとに加水分解すると、微細な粉体結晶を得ることができます。 |
アトマイズによる生成
アトマイズは「粉末化する」「霧化する」という意味の言葉で、固体を粉砕せずに溶湯から直接粉体を取り出す方法です。急激に温度を下げて凝固させるため、形状は丸くなります。
| ガスアトマイズ | ディスクアトマイズ | 水アトマイズ |
|---|---|---|
| 温めた溶液を高圧ガスによって噴霧させ、急冷して粉体を取り出す方法です。 | 温めた溶液を回転するディスクで飛散させ、急冷させることで粉体を得る方法です。 | 温めた溶液を水中に噴霧させ、急冷させて粉体を取り出す方法です。 |
CDドライヤーによる粉体製造
上記の「固体の粉砕による生成」「溶液の析出による生成」「アトマイズによる生成」のうち、西村鐵工所では「溶液の析出による生成」による粉体製造を行っています。当社の乾燥装置「CDドライヤー」を用いることには、以下のようなメリットがあります。
Pickup! CDドライヤーを用いるメリット
・従来のドラムドライヤー(当社製)と比較して約2倍の乾燥能力を持つ
・熱損失が軽減し、80~85%の高エネルギー効率を実現できる
・加熱体が非常に軽量なため、蒸気投入から約5分で稼働できる
・乾燥時間が3~60秒と短時間なので、被乾燥物の損傷が少ない
・液体を一気に乾燥させるので、粉体製造工程の省略が可能




































